チラ裏

日々のことを書いたり音楽とかデザインとかゲームの話をしたりします。

アニソンとかのハードコアブートレグを作りたい! - 4.ハードコアっぽいリードを作る

前回の記事はコチラ

nonakachin.hatenablog.com

出来上がったものがコチラになります

soundcloud.com

ちなみにこのブログを書きながら少しずつこのブートもブラッシュアップしています。書き終わるころには少し変わってるといいな。

 

今回はリードを打ち込んで音を作ります。今回もプリセットを駆使してガンガンやっていきましょう。色んな意味でやってて一番楽しい部分カモ。

音作りの前にメロディを作る

まずはメインのメロディを作りましょう。今回は一番目立つギターのメロディをそのまま使います。Catch the Breezeって一発でわかりますし。

ベースとは逆の要領で低音を切ってメインのギターリフを聴きやすくしてあげましょう。レッツ耳コピ

メインのリフはこのくらいやるとバッチリ聞こえました

リリースは長すぎても良くないのでそこは切ったり伸ばしたり臨機応変で。ポルタメントで音をしゃくったりすると変化が出ます。

クイっと音をしゃくる

ポルタメント無し

ポルタメント有り

結構聴いた感じの印象も変わるしなんかいい感じになりました。

リードの音を作る

さて音を作っていきましょう。今回は3本レイヤーしています。上からメインの音、Sawの音、バッキングです。シンプルな展開な分音は少なめにしました。

まずはメインのリードから。音は上で鳴らしているので省略。

あ~~~~プリセット使ってます!この手の今っぽいUK Hardcoreの音の作り方わからなかったのでマジで理想の音を探してそこから自分好みになるように触っています!Hardcore Producers Soundbank for Spireのプリセットです。お気づきかもしれませんが私はSpireが好きです。音がいいので。

Hardcore Producers Soundbank for Spire (incl. 100+ Samples)store.anagram-s.com

刺してるプラグインもシンプル

上からEQ、OTT、リバーヴ。結構シンプルな構成。ベースと重なってほしくないので低音は切っています。音の住み分け、沼だけど大事です。

次はSawリード。ポルタメントはしていません。

しゃくってません

メインのリードで出ていない部分の音とステレオ成分をこの音で出しています。

OSC1

OSC2

ニゾンマシマシwideマシマシスーパーソウ。こういう音作るの好きなんですよね。これは自分で作ってます。一度何かのシンセで作り方覚えたらどんなシンセでも大体作れるようになるので作るのももちろん大事です。

ディストーションを少しかけて音に厚みを加えてOTTで調整。Stereo Shaperでさらにステレオ感を出して最後にリバーヴ。

最後はバッキング。裏打ちで鳴らすことが多いのですが今回はメロディがシンプルなのでメロディと一緒に鳴らすことにしました。ベースのルートをたどっています。バッキングとか鳴らすときはとにかく音に違和感がないようにと心掛けているつもりです。何か変だなと思ったら一音上げるなり下げるなり調整した方が絶対良いです。意図的に外してるならまぁヨシとして意図せず音が外れてたら耳につきます。これは自戒でもあります。

ちょっと古臭い感じもまたいい。

名機

Sylenth1を使っています。これはkors kさんが配布してたプリセットに入ってるデチューンの効いた音です。少し自分で弄っていますがこういう音作るの意外と難しかったりします(LFOでピッチ揺らしたりとか最初わかんないです)。

横着はしてないです。

コピペかと疑われる構成。でも変に弄って迷走するよりはいいと思うんです。

3つのリードをひとつのバストラックにまとめて最後の処理をしています。リードをトリガーにサイドチェインリバーヴもかけています。やり方は一緒なので前の記事とかを参照に。

音が重なるのこもるのでこの辺はキッチリ。

FreshAirで持ち上げてEQで改めていらない部分をカットして耳に痛かった5000~6000辺りを少しカット。最後にディレイをかけて空間を埋めています。

こうして出来上がったリードを全部鳴らしたものがこちら。

自分なりの"""今っぽさ"""を探求した結果こうなりました。どうでしょうか?

最後にここまでできた音を全部一緒に鳴らしてみましょうか。

曲っぽくなってきた~~!ここまで来ると本当に筆が乗ってくるのである意味ここが踏ん張りどころだと思います。
次回はサビの部分は一旦置いといて、サビに至るまでのブレイクを作っていこうと思います。一気に爆発させましょう。